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このブログは永六輔こそ今いちばん面白いタレントだという認識の下、ただひたすら永六輔についてのみ書き綴る特殊ブログです。
このブログの記事はTBSラジオで土曜午前8:30から放送されているラジオ番組「土曜ワイド永六輔その新世界」の感想文と膨大に存在する永六輔の著作の書評によって主に構成されます。 なお、文中で「先生」という代名詞がインフレを起こしていますが、これはもちろん、永六輔先生を指しています。 カテゴリ
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2005年 10月 08日
さて、左の柱にも銘打ってありますように、当ブログには永六輔先生のことしか書かないのであります。ですから、たとえ私の膝に人面瘡ができようと、あるいは私の弟に学徒出陣の赤紙が来ようとも、そういった私事は一切ここには書かないと、これまで天に誓ってきたのであります。
しかし、今日は残念なことにそうした戒めを自ら破らねばなりません。 それは先週の金曜日のことでした。 その夜、私は恥ずかしながら「朝まで生テレビ」などというテレビ番組を見ていたのでございます。そして「いくら田原総一郎に『最近おとなしくなってる』と煽られたからといって無理やり武闘派キャラを作ろうとする宮崎哲弥は必死だなあ」とか、「河野太郎は普段は能弁だがいざというとき途端に腰砕けになる。こんな人間に大事を任せたら大変なことになる」などといった他愛ないことを考えておりました。もちろん、テレビを血眼になって見ていたのではなく、「ながら見」をして漫然と過ごしておりました。そして朝がやってきます。「新世界」開始までそれなりの時間がありましたので、私は寝ることにしました。「土曜は8時半に起こして」と平素から家人に頼み込んでおりましたので、よもや寝過ごすこともあるまいと思っておりました。そして土曜の午前八時半。私はラジオのスイッチを入れておりました。 しかし、です。私はいつしか気を失い、我に返ったときは正午を過ぎていました。残されたメモ書きから判断すると、私は一時間あまりラジオを聞いた後に気を失ったようでした。 私は先週の「新世界」を二時間以上聞き逃していたのです。 何という失態! その二時間の間に先生がこれまでの妄言の数々を涙ながらに土下座して詫びていたらどうしよう。小沢昭一がスタジオに乱入して一方的にいやらしい話をしていたらどうしよう。そんな後悔と不安に苛まれながら、私は昼食のナポリタンを食べつつ残りの放送を聞いてメモを取っておりました。我ながら忙しいなあと思います。 このようにまんまと「新世界」の大半を聞き逃した私ですが、しかし脳裏に非常に強く焼きついている場面があるのです。 それは「醤油の日」特集にちなんで小学生の女の子が出した葉書を先生が読み上げている場面です。その葉書には「私のおじいさんは戦争に行きたくなかったので醤油をたくさん飲んで徴兵検査をごまかしました」といったことが書いてありました。 さて、これは本当に「新世界」で放送されたことなのか。あるいは気を失っていた間に私が見た夢なのか。たぶん夢なんでしょうけど、「新世界」のことですから実際に放送された可能性も否定できないのです。幼女が「新世界」に投稿するのはこれまでもしばしばありましたし、戦争の話題が出るのは言わずもがな。 なんだかしょうもないことを書いてしまいましたが、ともかくご清聴ありがとうございました。
by h_motoda
| 2005-10-08 00:20
| 新世界コンキスタ
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