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このブログは永六輔こそ今いちばん面白いタレントだという認識の下、ただひたすら永六輔についてのみ書き綴る特殊ブログです。
このブログの記事はTBSラジオで土曜午前8:30から放送されているラジオ番組「土曜ワイド永六輔その新世界」の感想文と膨大に存在する永六輔の著作の書評によって主に構成されます。 なお、文中で「先生」という代名詞がインフレを起こしていますが、これはもちろん、永六輔先生を指しています。 カテゴリ
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2005年 10月 12日
9時をまわり乙女探検隊のコーナー。今回のゲストは往年の「お嫁さんにしたい女優No1」東ちづる。永先生は東ちづるのボランティアの心構えたる「ボランティアは恋愛と同じ」という言葉に感銘を受けた、としきりに持ち上げる。しかし、友達が東ちづるに似ていたというハガキ職人からの投稿を読んで、
「僕も友達でいいから似ている人がいたら付き合いたいですね」 などとコメントしているところを見ると、このリップサービスには何やら別の思惑がありそうである。この点は、「僕が聞きたいんじゃないんですよ」とか「質問のお手紙が来ているので」などと言い訳しつつ、「金子信雄さんに触られたか?」ということにやたら関心を持って質問していた点からもうかがわれた。ちなみに番組では「東ちづるといえば金子信雄」というのが定理のようになっていたが、東といえば「上岡竜太郎念書事件」、そしてその立役者たる加納随天もとい典明を忘れてはいけないと思う。 さて活動的な東の気風は水軍(海賊)の町である因島出身ということが大いに関係しているのでは?と言った永先生に対し、私のルーツは水軍に拉致されてきた人と答える東。水軍の女という粗野なイメージを嫌って「薄幸」というイメージを押し出したいようだが、一般に東ちづるは「ずうずうしい」とか「ずけずけ」というイメージがあるので、東の供述に科学的根拠が無い以上、今回は先生に軍配が上がると思う。 ともかくドイツを賛美する東。ドイツはしっかり戦後補償と謝罪をしたけど日本は・・・とか言いだしておけば、新世界的にはさらに高感度アップで再度招かれる確率も高まったものを、と東のために惜しむ。しかし金子信雄没後 年にして未だにセットで語られる東にしてみれば、これ以上狒々爺年齢に比して好奇心旺盛な老人と関わりあうのは勘弁してもらいたい、というところか。 続いて「野坂昭如さんからの手紙」のコーナー。今週の野坂は沖縄に行っているという手紙。これについては番組後半で矢崎泰久が難癖をつけていたので、またその部分で。 「六輔交遊録」のコーナー、今週のゲストは俳優の加藤武。戦争中に兵隊さんの毛皮になるため供出された犬マックとの別れの話は可哀想だった、お神輿の掛け声は「セイヤ」か「わっしょい」かといったら「わっしょい」が正統である、杉村春子と太地喜和子は本当に良かった、という話で仲間であることを確かめ合う永先生と加藤。これらの話はほとんど毎回していると思う。ニホンザルでいえば毛づくろい行動のようなものか。さらに永先生、先々週以来新世界で話題沸騰の「給食の時間、頂きますって言わせないで欲しい お金をちゃんと払ってるんだから」という親をどう思うかと加藤に質問、加藤は当然「困ったねえ」「嫌だ、そういうの」とコメント。これも聞く前から答えは分かっている訳で、一種のグルーミングであろう。ちなみに永先生と加藤は同じ早稲田卒、やなぎ句会も一緒で長い付き合いのはずだが、どこかぎこちないとうかお互い遠慮している感じがする。これは小沢昭一をめぐる三角関係が原因ではないかと思うのだが、この点はいまだ仮説にとどまるので今後検証していきたい。
by h_motoda
| 2005-10-12 01:21
| 新世界コンキスタ
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