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このブログは永六輔こそ今いちばん面白いタレントだという認識の下、ただひたすら永六輔についてのみ書き綴る特殊ブログです。
このブログの記事はTBSラジオで土曜午前8:30から放送されているラジオ番組「土曜ワイド永六輔その新世界」の感想文と膨大に存在する永六輔の著作の書評によって主に構成されます。 なお、文中で「先生」という代名詞がインフレを起こしていますが、これはもちろん、永六輔先生を指しています。 カテゴリ
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2006年 12月 18日
何とWinnyの話題が出た。
まさか「新世界」でWinnyが出るとは思っていなかったので驚いたのだが、案の定というか言うまでもなくというか、先生はWinnyのことはさっぱりわからないので、つボイノリオに教えてもらったそうである。それによるとWinnyとは「自分の書棚を勝手に他人に見られちゃうようなもの」であるという。その後、その話を林家彦いちにしたところ、「いや書棚ではなくて図書館みたいなものなんです」と言われたとのこと。しかし先生は結局Winnyのことをしっかり理解できないでいた。 ここで三太郎の登場である。 これは勝手な思い込みだが、三太郎はWinnyの使用経験がありそうな気がする。その三太郎は「今回の有罪判決はフリーマーケットの仕組みを考えた人が罪に問われたようなもの」とだけ言って違法コピーの問題にはまったく触れないでいた。罪の無い人が罰せられたみたいなニュアンスで、何にかこうWinny擁護のようにも聞こえ、やっぱりちょっと怪しいんじゃなかろうか。 乙女探検隊のコーナーのゲストは昭和のいるこいる。 いつものようにゲスト絶賛のお便りがいくつも紹介されるが、それらの中に「絶対にシモネタをやらない」というのがあって、それを読んだ先生は「そうですね、最近の若い芸人とは違ってそこが偉い」と言っていた。 「新世界」にありがちなやりとりであるが、たぶん先生的にはシモネタは笑いとしては最下級で、その対極に政治風刺とか体制風刺があるんだろうな、と考えると実にいたたまれない気がする。 なおこのコーナー終了後レポーター嬢たちのいずれもが"のいるこいる"の「はいはいはいはいはいはい」という独特の喋り方を真似していて、その空気の読み具合のうまさに改めて感嘆した。 健康三ちゃんのコーナー。テーマはユズ湯。 ユズ湯の起源や効能についてあれこれ説明した後、「ではここでお二人にユズ湯に入っていただきましょう」と言い出す三太郎。これを聞いて外山アナは驚いて「ちょっと、ちょっとちょっと」と言ってから「永さん、これは今度の電話相談室で永さんと共演する"たっち"という若い方の持ちネタですから覚えといてくださいね」と説明していたが、たっちは電話相談室ではどんな質問を担当するのだろうか。 なお「ユズ湯に入ってもらう」というのは外山アナに対する三太郎なりの求愛(セクハラ)行為で、実際は韓国産のユズ茶を飲んだだけであった。 またコーナー終了後、「そういえば"ゆず"っていう歌手いた?」と尋ねる先生に対し外山アナは「いた?じゃなくて今もいます。勝手に解散させないでください」と言い、三太郎は「かわいい二人組みですよね」と言った。 三太郎は「ゆず」を女性グループと勘違いしているのか、あるいは成年男子も「かわいい」対象と見なす感性の持ち主なのか。あのねっとりとした声質からして、後者が正解なんじゃないかと私は邪推する。 ラッキィ池田のレポート対象はSL村であった。SLとは何の略語か、とラッキィに問われて「Steam Locomotive」と即答する先生。こういうところで人々は騙されるんだろうなと思った。 #
by h_motoda
| 2006-12-18 00:38
| 新世界コンキスタ
2006年 12月 05日
皆さんご覧の通り、ここしばらく更新が止まっております。
ひとえに私の怠惰のせいです。当分は以前のような定期的な更新はできないと思います。 過去数回の放送分のメモなどはあるのですが、それらを他人様にご覧いただけるように再構成する手間もかけられない状況なので、過去何回かの放送のうち、どうしても書いておきたいことだけを書きます。 矢崎泰久という人は「ウホウホ」とゴリラみたいな話し方をするので、時に話が聞きづらいときがある。そして矢崎が「これから面白い話をするよ」と意気込んでいるときはそのウホウホ度が強まるので、さらに聞きづらい。ゆえに、矢崎の面白い話は結構聞き漏らしてしまう。 以上。 追伸、当ブログについて何かとご心配くださった方にこの場を借りて厚くお礼申し上げます。当面は現状を維持していきたいと思います。 #
by h_motoda
| 2006-12-05 01:19
| 謹告
2006年 10月 31日
乙女探検隊のゲストは福留功男。きっと数々の腹黒伝説が聞けるのだろうと思っていたが、お恥ずかしいことに寝過ごす。
沢竜二によるコーナー予告再登場。国定忠治を熱演しながら番組案内をする。その中で巨泉を含めゲストなど出演人物はすべて「さん」付けであったが、ラッキィ池田だけ呼び捨てだった。笑いの中にも潜むこの厳格さ。芸道の険しさというものを垣間見たような気がした。 交遊録のゲストは巨泉。コーナー冒頭、巨泉を賞賛する、あるいは待望する投稿がいくつか読み上げられる。私にとって現在の巨泉とは「声がデカい裸の王様」に過ぎないのでこの歓迎ぶりは非常に奇異。 野球の話が出た際に「巨泉さんは現在の野球衰退を予言した」と言い出す先生。巨泉によるとテレビ中継の過剰な実況と私設応援団がその元凶らしいが、日本人の意識変化や趣味の多様化といった事象の前ではそれは非常に瑣末な問題だろう。 ディープインパクトの話題が出る。国際競馬に日本の馬が出て皆がそれを熱狂して騒いでいるのはナショナリズムの台頭であってこれは小泉と安倍が悪い、と語る巨泉。巨泉は日本の右傾化を非常に憂慮し「選挙の投票率が46%、一票の格差は四倍以上ある。これは国民に非がある」と横山やすし先生と同じ結論に至る。競馬から競艇への見事なパラダイムシフトである。 #
by h_motoda
| 2006-10-31 00:23
| 新世界コンキスタ
2006年 10月 28日
矢崎登場。そして登場するなり、神妙な様子で謝罪の言葉を口にする。前週、イベント「歌浄土」の告知内容が不十分だったことに対してである。
矢崎が言うには「詳細を知りたい」という問い合わせの電話がTBSに殺到して迷惑を掛けたためということになっていたが、実際は会場として発表した本願寺に同種の迷惑を掛けたからであろう。 その後、矢崎は突然北朝鮮の核開発について語り出す。 制裁論に対して「北朝鮮が暴発するといけないから、追い詰めてはいけない」と宥和論を展開。そして北朝鮮に核を放棄させるためにはまずアメリカが核を放棄すべきだという奇策を披露する。その奇策の根拠になっているのは「核抑止力なんて存在しない」という矢崎ドクトリンである。 さすが矢崎。身を殺してギャグを成す見事な発言である。先ほどまで「北朝鮮の暴発」を恐れていたが、それって見事に北朝鮮の軍事力に恫喝された発言である。北朝鮮の旧式の戦車や戦闘機ですらこれほどの抑止力があるのだから、いわんや核兵器においてをや。こういう捨て身の高等ギャグをかましてくるから矢崎は恐ろしい。 通販のコーナー。取扱商品はパソコン学習セット。 パソコンの便利さを諄々と説く外山アナと三太郎。 一方、「でもね、パソコンをまったく知らないというのも重宝されるんです。粋ですねぇ、と感心される」と語る永先生。広告完全否定である。 「びっくり箱」のコーナー。テーマは「最近聞かれなくなった言葉遣い」。 投稿された中に「来たかチョウさん、待ってたホイ」という言葉があった。「チョウさん」=「張さん」or「趙さん」を連想して「おい大丈夫かよ!」と思ったが、三太郎が言うには「チョウさん」とは長嶋茂雄のことだそうである。「おい本当かよ!」と思ったが、どうも三太郎の意図的妄言のようだ。その後聴取者から「猪鹿蝶」の「チョウ」であるとの指摘があり、スタジオは大いに納得し、私もラジオの前で膝を打った。そして同時にすぐに差別語・放送コード的な連想をしてしまう自分の不明も恥じた。 他に「成敗」という投稿もあった。それを聞いて違和感を表明する外山アナ。「じゃあ、あなた使うの?」と先生に聞かれて、「いや使いませんよ。したいときはありますが」と答えていたが、誰を成敗したいのだろう。たぶん三太郎だろう。 そしてなぜか最近の嫌な言葉を挙げる投稿が読まれ始め、その中に「エロかわいい」という言葉があった。これには外山アナが異常に反応し、盛んに「エロかわいい」を批判していた。思うにこれは嫉妬みたいなものも含まれているのだろう。この思いは私以外の大勢の人々にも共有されたらしく、その直後に「外山さんはいくつなんですか」とエロかわいくなりたいと称する女子小学生から挑発的投稿が来た。外山アナは「倍以上…」と答えていたが、あまりに残酷である。また一方で「エロかわいい」は「えろうかわいい」という関西弁的表現だと思えば腹が立たないとの投稿が読み上げられた。当意即妙とはまさにこのことだろう。 #
by h_motoda
| 2006-10-28 11:12
| 新世界コンキスタ
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