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このブログは永六輔こそ今いちばん面白いタレントだという認識の下、ただひたすら永六輔についてのみ書き綴る特殊ブログです。
このブログの記事はTBSラジオで土曜午前8:30から放送されているラジオ番組「土曜ワイド永六輔その新世界」の感想文と膨大に存在する永六輔の著作の書評によって主に構成されます。 なお、文中で「先生」という代名詞がインフレを起こしていますが、これはもちろん、永六輔先生を指しています。 カテゴリ
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2005年 05月 19日
今週の「都民ニュース」は山菜取りへの注意喚起だった。
ウルイという山菜を摘んだつもりが実は毒性のあるバイケイソウで、それを酢味噌あえにして食べたらめまいがした、という事例が相次いでいるので気をつけろという話である。当ブログに興味を持つような素敵な紳士淑女の諸兄諸姉は山菜取りなんて行かないだろうが、もしウルイを食べるようなことがあったら、念のため酢味噌あえなどにせず酢醤油で食べたらいかがだろうか。 それにしても先週といい「都民ニュース」が単なる都の広報、事務的通知に成り下がっているのは寂しい限りである。そのうち都立大学廃校のお知らせとか、新銀行東京破綻のお知らせとかそういう景気の悪い話を淡々とやりだすのだろうか。都がスポンサーのコーナーだからそれはそれで正しい道だが。 前座ゲストは趙博。予備校講師をしながら芸人もやっている。身長180cm、体重100kgの巨漢である。この人もあの「憲法フェスティバル」の関係者だそうで、松元ヒロの話が出る。当然、永先生は執拗に「ヒロ松元」と呼んでいた。 それはさておき、この巨漢氏を接遇するレポーター嬢。コーナー後に先生から「こしあんの金つば」を買ってくるよう命じられた。その後、レポーター嬢は金つばをスタジオに届けたのだが、餡が「つぶあん」だった。今藤吉郎こと山口レポーターだったら自分で捏造(まあ手作りということですが)してまで「こしあんの金つば」を持ってきただろう。 「六輔交遊録」のゲストは豊竹咲大夫。人形浄瑠璃の人である。 人形浄瑠璃のチケットは品薄という印象があるという話が出て、豊竹咲大夫が反論する。 「チケットまだあります。そのためにもこの番組に出ている」 と商売っ気むんむん。マダむんむん(これもTBSか・・・)。 しかし、先生は何も言わず。 「どこかで一言言って欲しいとかって無遠慮に言ってくる友達が多いんですよ」 と太田スセリを散々に吊るし上げたあの血の土曜日事件はいったい何だったのか!何回も言っているようですが、これであの惨劇は巨泉牽制の一策略に過ぎぬとますますはっきりしました。しかしこの大矛盾を目の当たりにして小姑のようにうるさい葉書職人たちが一切口を噤んでいるというのが何ともすごい。先生がすべての葉書を握り潰しているという可能性もありますが。 さて今日の本題。 前回、先生がカバンを取り違えて葉書全滅という事件があったが、今週はその償いとして葉書大会。滞貨一掃というか、これまで紹介できなかった葉書もとにかく紹介。そのためスタジオは「あけましておめでとうございます」とか「だんだん寒くなってまいりました」といった素っ頓狂な言葉が乱発。ここでもそれらの一部を紹介する。 ・野球中継などで「切り込み隊長」「赤ヘル軍団」「核弾頭」など軍事的な単語が出てくるが、けしからん。 ・「傘寿」を「かさじゅ」と読むのはけしからん。 ・「ありがとう」と言われて「ありがとう」と返答するのはけしからん。「どういたしまして」と言え。 そして矛先は先生へと向けられる・・・。 ・この前「百七」を「ヒャクナナ」と発音していたがけしからん。「ヒャクシチ」だろう。 ・「あくびをかみしめて」と言っていたがけしからん。あくびは「かみ殺す」ものだ。 ・この前「「ラジオをかける」と言っていたがけしからん。ラジオは「つける」ものだ。 何かもう大変なことになっている。偏屈どもの さて葉書は一般聴取者からだけではなかった。 無着成恭からの葉書が読まれる。 この前の脱線事故は単なる脱線事故ではない。日本という国の暴走であり、日本の脱線である。だから日本人全員が反省しなくてはならない・・・という論旨。終戦直後の首相東久邇宮稔彦は「一億総懺悔」と言ってリベラル陣営から「国家や軍部の戦争責任を国民に転嫁した」と非難されたが、同じ筆法で言うなら無着先生はJR西日本の利益代弁人である。 あと話の中に「かいまき」という言葉が登場した。外山アナは「かいまき」が何であるか知らず、しばらく「かいまき」トークで盛り上がる。そのため「かいまき」に関するFAXが殺到。中にはイラスト付きも。おそらく来週までには現物が送りつけられるのではあるまいか。外山アナも大変である。
by h_motoda
| 2005-05-19 02:04
| 新世界コンキスタ
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